2013年に香川県にある南海プライウッド株式会社の工場、続いてインドネシアのスラバヤにある同社の工場や植林地を訪問させていただきました。それ以来、合板(ごうはん)への興味が高まっていて、今日は東京にある木材・合板博物館に行ってきました。
こんな博物館があることは知らなかったのですが、インターネットで合板のことを調べていたらたまたま見つけて、いつかは行きたいと思っていたのです。
合板に興味があるなら、これほどおもしろい博物館はないでしょう。もし合板に興味がなくても森林には興味があるという人も訪れてみてはどうかと思います。
合板はこれまで外材を使ったものが多かったのですが、近年の環境問題への意識の高まりや合板製造技術の向上により国産材を使った合板が急速に増えているのです。
過去には日本が輸入している南洋材を使った合板は熱帯林を破壊しているとも言われていましたが、今ではファルカタやカランパヤンといった成長の早い人工林によって持続的な生産システムが確立されつつあります。
さて、木材・合板博物館があるのは新木場です。もともと、木場にはたくさんの木材問屋があったそうなのですが、東京湾の埋め立てによって新木場に移転したとのことです。駅から木材・合板博物館へ向かって新木場を歩いていたら木材問屋が立ち並んでいました。
合板、LVL(単板積層材)、集成材、パーティクルボード、MDFあたりは木材が専門でなくても知っておいた方がよさそうです。わかりやすいパネル展示がありました。
日本では合板のことをしばしばベニア板と呼んでいますが、英語のveneerとは合板を構成する単板のことで、合板は英語でplywoodと言います。
鳥取県にある株式会社オロチで作られたスギLVLのベンチもありました。
木材・合板博物館が入ったビルのロビーには堀江謙一が日本人初太平洋単独横断に使用した小型ヨット「マーメイド号」のレプリカがありました。本物はサンフランシスコの海洋博物館にあります。
なぜ「マーメイド号」がここに展示されているのかと言えば、この船が合板で作られているからです。当時水に弱いと言われていた合板で作られたヨットが太平洋横断を成し遂げたことが、合板業界の誇りであったのだとか。合板業界のプロジェクトXだったのかもしれないですね。
こんな博物館があることは知らなかったのですが、インターネットで合板のことを調べていたらたまたま見つけて、いつかは行きたいと思っていたのです。
合板に興味があるなら、これほどおもしろい博物館はないでしょう。もし合板に興味がなくても森林には興味があるという人も訪れてみてはどうかと思います。
合板はこれまで外材を使ったものが多かったのですが、近年の環境問題への意識の高まりや合板製造技術の向上により国産材を使った合板が急速に増えているのです。
過去には日本が輸入している南洋材を使った合板は熱帯林を破壊しているとも言われていましたが、今ではファルカタやカランパヤンといった成長の早い人工林によって持続的な生産システムが確立されつつあります。
さて、木材・合板博物館があるのは新木場です。もともと、木場にはたくさんの木材問屋があったそうなのですが、東京湾の埋め立てによって新木場に移転したとのことです。駅から木材・合板博物館へ向かって新木場を歩いていたら木材問屋が立ち並んでいました。
合板、LVL(単板積層材)、集成材、パーティクルボード、MDFあたりは木材が専門でなくても知っておいた方がよさそうです。わかりやすいパネル展示がありました。
日本では合板のことをしばしばベニア板と呼んでいますが、英語のveneerとは合板を構成する単板のことで、合板は英語でplywoodと言います。
鳥取県にある株式会社オロチで作られたスギLVLのベンチもありました。
木材・合板博物館が入ったビルのロビーには堀江謙一が日本人初太平洋単独横断に使用した小型ヨット「マーメイド号」のレプリカがありました。本物はサンフランシスコの海洋博物館にあります。
なぜ「マーメイド号」がここに展示されているのかと言えば、この船が合板で作られているからです。当時水に弱いと言われていた合板で作られたヨットが太平洋横断を成し遂げたことが、合板業界の誇りであったのだとか。合板業界のプロジェクトXだったのかもしれないですね。
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